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うどん国の陸マイラー

香川県発のお得な情報をお届けして参ります。

【旅先シリーズ】嵐の中のフライト

【旅先の出来事シリーズ第3弾】
旅に行くと思いがけない出会いや、日常では味わえない出来事があります。非日常を楽しむのが旅だと思います。そんな旅であったことをこのブログでつらつらと書いて参ります。

【嵐の中のフライト】
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ANAマイレージを貯める以前の話。
管理人は、東京に旅行に行く為に、高松~成田行きジェットスターを予約していました。旅行前から、天気予報では、大寒波が来ているから荒れ模様になると予報が出ていました。旅行当日は、雨が降っていてあいにくの天気でした。バス停で高松空港行きのバスを待っていると、サラリーマン風の男性が話しかけてきました。
サラリーマン『すみません、今から東京に行かれるんですか?』
管理人『はい。』
サラリーマン『大寒波が来ているってテレビで言ってましたね。飛行機は、どちらをご利用ですか?』
管理人『ジェットスターを使います。』
サラリーマン『私は、JALです。今の所、遅延や運航中止は出ていないようですね。』
管理人『そうですね、ジェットスタースマホで見る限り今の所、案内は出ていませんね。とりあえず空港に行かないとわかりませんね。』
サラリーマン『そうですか、ありがとうございました。今日中に東京に着かないと仕事で困るので…。ダメなら新幹線に変えないと。』
サラリーマン風の男性は、困った様子で管理人に話ます。管理人は、遊びに行くので仕事の人は大変だなぁっと人事に感じていました。

バスが着たので、乗り込みます。車内に乗っている間もいっそう雨風が強くなってきていました。
しばらくすると、高松空港に着いて、中に入るとたくさんの人と空港係員が慌ただしく何かを言ってました。『お客様にお知らせします。高松発・羽田着JALANA便は、悪天候の為運航中止致します。』

管理人は『あぁ、やっぱり』悪い予感は当たるもので、とりあえずジェットスターの受付カウンターは離れているので、駄目元で行ってみる事にしました。ジェットスターの受付カウンターに行くとジェットスターの係員が居たので話しかけてみました。『ジェットスターは、運航してますか?』空港係員は、不思議そうな顔をして、管理人に『通常運航していますよ。』との返事があり、ちょっと驚きました。管理人は『なんだ、ジェットスターが飛ぶのに大手のJALANAが飛ばないなんておかしいよな。』とこの時までは、自分の運が良い者だと思っていました。

保安検査場を抜けると、窓の外は相変わらずの風雨でした。しばらくすると搭乗手続きが始まると、乗客は多くおそらく、JALANA便から振り替えた方も多くいたのでしょう。機内に乗り込むと満席に
近い状態でした。定刻通りに高松から成田へ向け離陸しました。離陸直後、スムーズな運航で安心していました。『なんだ、この程度で飛行機が飛ばなくなるなんておかしいよな。』

離陸後、しばらくすると飛行機が小刻みに揺れ出し『まぁ、天候が悪いから』と思っていたら、窓の外が真っ白で飛行機の羽しか見えなくなりました。いつもならベルト着用サインが消えるのがなかなか消えません。そこで、ぼーっと窓の外を眺めていると急に機体が先ほどより大きく左右揺れ出し、機内に緊張感が走ります。ここでアナウンスが入ります。『ただいま、気流の悪い所を通過中です。ベルトを着用したままにしてください。』ここで管理人は、JALANAが飛ばなかった理由を考えました。『これってヤバいんじゃないのか?』と…。しかし時すでにおそし。

離陸して30分はたったでしょうか、一向に揺れが収まる気配はありません。突然、機体が急降下しました。胃液が逆流するような感覚。管理人は、あまりに突然の事にシートにしがみつきました。驚きに『うぉっ!』と声が出たのは秘密です。一気に機内には緊張が高まります。機内の中がざわつきはじめました。そこから、横揺れだけでなく上下に揺れはじまり、急降下に急上昇を繰り返して体が揺れの方向に持って行かれそうになりシートにしがみつきました。機内は『キャー!』と言う声や子供の泣く声が響きます。ここで、さらにアナウンスが入ります『大きく揺れていますが、機体の安全は保たれています。』安心させようとしているのでしょうが、管理人が『そんなこと言ったって…。』と言うと、隣の男性が『ヤバいですね、こんなこと初めてだ』と話しました。頭の中で、親にお別れのラインしようかと思いました。
管理人の前の乗客は、夫婦と子供でした。揺れる中、母親が必死に怖がる子供を守ろうと抱き着いていたのが印象的でした。

到着時刻も大幅に遅れ、機長より現在の状況説明と着陸体制に入ると報告がありました。ここで客室乗務員から『安全姿勢!頭を下げて前に屈んで』と連呼されました。もう何がなんだか分からず指示通りに安全姿勢をとりました。
その後、着陸体制に入ると成田に無事到着することができました。無事到着すると乗客は安心した様子で、足早に機内から降りて行きました。管理人は、無事到着したとき身体全身が冷えきっていました。成田の第3ターミナルからの移動が長く緊張と疲れから歩くのもやっとでした。途中にあるフードコートでカツカレーを食べたのがとてもおいしかったのを覚えています。

今回、貴重な体験をしましたが、もう二度と体験したいとは思いません。恐怖の中、冷静な対応をされた機長や客室乗務員のプロ意識の高さを頭が下がりました。空の安全は、この方達のおかげで成り立っていると改めて感じました。